夢からの帰還

伊藤美月 2年

(F6  透明水彩、水彩紙)

現実はいやだなと思うことが沢山あります。なので、よく現実から目を背けたり夢の世界に逃避したりします。けれども、路傍で美しい花をみたときは、こういう花を見つける為にいままで生きていたのかもしれない、と忽ちに目が醒めたような心地になります。こんな感動が得られるなら現実もそう悪くないとさえ思ってしまいます。